借金を整理する選択肢

借金を整理する手段の一つに任意整理というものがあります。

 

これは司法書士や弁護士が相手の貸金業者と個別に和解交渉を進めて、残った借金を分割で返済していくというものです。

 

もちろん、利息制限法を超える金利で借入れをしていたのであれば、まずは引き直し計算をして、正しい残額を算出するところから始まります。

 

分割回数に関しては36回払い前後が一般的です。

 

つまり、年数にすると3年です。

 

ただし、借金の残額が少ない場合は10回未満の回数になったり、一括払いということもありえます。

 

逆に、借金の残額が多い場合には3年以上になる場合もあります。

 

上限回数は貸金業者によって異なりますが、おおむね60回のところが多いです。

 

金額や条件によっては、100回近くの分割になることも稀にありますが、返済期間が8年以上となるので現実的ではありません。

 

あまりにも長期の分割にすると、実現可能性も危うくなるので、やはり3~5年くらいが妥当と思われます。

 

あとは、債務者の生活状況等を考慮して、総合的に判断するしかありません。

 

なお、あまりにも長期の分割になるくらいであれば、借金の元金自体を大幅にカットできる個人再生をした方が個人的には良いと思います。

 

ただし、個人再生となると裁判所に申し立てをしないといけませんし、一部の債権者を除外することもできませんので、様々な事情からやむなく任意整理を選択せざるを得ないこともあります。

 

とはいえ、個人再生を阻害する事情がないのであれば、おおむね300万円以上の借金であれば、任意整理ではなく個人再生を選択した方が良い場合も少なくありません。

 

もし、個人再生での返済も厳しいようであれば、無理に任意整理を選択するよりは、きっぱりと自己破産で再スターを切った方がよいでしょう。

 

どの手続きを選択するかについては、最終的にはご本人の希望もあるので、必ずしもこちらの見解と一致しないこともありますが、返済できる可能性が極めて低いと思われるような場合には、無理に任意整理をしても結果的には行き詰る可能性が高いのが現実です。

 

なお、数年前に比べると、任意整理の件数自体は圧倒的に減っているのが現状です。

 

これは総量規制の導入や過払い金請求の増加によって、国内の多重債務者数が大幅に減少したのが原因といわれています。

 

とはいえ、任意整理が借金整理の選択肢の一つであることは違いありませんので、まずは任意整理を第一に検討することになります。

 

千葉近郊であれば当事務所でも対応可能ですので、返済が厳しくなってしまった方はお気軽にご相談ください。

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