「ほのぼのレイク」でおなじみのGEコンシューマー・ファイナンスは一律、平成5年10月以前の取引履歴を開示しません。
同社の言い分では廃棄したためデータが残っていないとのこと。
そのような場合は、平成5年10月時点の残高を0円として引直計算をする方法がありますが、これを「残高無視計算」または「0円スタート」などと呼びます。
この計算方法で普通に請求しても同社は返還に応じませんので、途中開示の場合は即、訴訟 です。
すると大抵の場合、期日前に担当者から電話がかかってきます。
GE 「先生、和解でお願いしたいのですが」
私 「金額次第ですね」
GE 「いつもの未開示部分の件ですが、ご依頼者様の記憶ではいつ頃から取引があったとおっしゃってますか?」
私 「だいたい昭和60年前後で、平成になる前からと言っておりました」
GE 「そうですか、うちの記録でもおそらくその頃だと思われますので、今回は0円スタートで算出した金額でやむを得ないと思いますので、訴状の請求額の138万円でよろしいですか?」
私 「いえ、平成12年の完済から現在までの利息を含めた194万円でないと和解できません」
GE 「194万円ですか・・・せめて、190万円になりませんか?」
私 「無理です、今回は194万円でないと和解できません」
GE [・・・わかりました。では、194万円で和解させて頂きます」
GEは訴訟をしても、平成5年以前の履歴の開示はしませんが、当初の申込書が見つかる場合があり、その日付が昭和だと0円スタートを認める傾向があります。
ただし、すべての場合ですんなりと和解になるわけではありませんが・・・。
ただ、当初の申込書があるのに履歴が残っていないというのは何か釈然としません。
本当に履歴が残っていないかどうかは定かではありませんが、とりあえず当事務所では途中開示してきた場合は0円スタートで提訴することにしています。




